guntomakimaki’s diary

まじでてきとー

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 良かったけど、悟飯ビーストは勘弁…

やっとスーパーヒーローを観ました。

アマゾンで。

 

率直な感想は、良かった!

特に、僕が小さいころから見てきたドラゴンボールだったことがうれしかったです。

観ながら、「ああ、これだ。これがドラゴンボールだ」と何度思ったことでしょう。

 

観終わった後、この味は、今のドラゴンボール超の漫画やアニメには出せないな、と感じた次第です。なぜって、やっぱり鳥山さん次第だからです。

 

彼の意識レベルや個性といったものは、真似できるようなものではありません。

とよたろうさんは、一生懸命、それに沿おうとしているのはわかるんですが、そうすればするだけ、違和感が出てしまうんですよね。

ほかの方が鋭い指摘をしていましたが、ほんとよくできた同人誌、なんですよね。

実際のところ。

 

同人誌なら同人誌でいいんですが、若干鳥山さんが関わっていたりするから、期待しちゃうんですよね。でも、その分、超絶がっかりするんですが。

 

で、映画ですが、今回の主役はピッコロさんです。

いや、やっぱりこれがよかった。

たまらないぐらいよかった。

何がいいかとかではなくて、とにかくよかった。

くどいけど、これは、特に漫画のほうは、この味はまず出せないと思う。

 

セルまでは何とかだったけど、もうブウ以降は、ピッコロさんはもはや戦闘では全く期待されていないキャラになっていたので、ほんとほっこりした。

 

ただ、一点だけ、勘弁して、と思ったのが、セルマックス。

ではなく、悟飯ビースト。

 

セルマックスについては、叫んでるだけでしゃべらないのがよくない、とかの感想もありますが、僕は、あまり気になりませんでした。

不完全な状態で起動されちゃったので、説明がつくので。

ちなみに、この内容、どうもナウシカをパクったんでしょうね。

くだりがそんな感じしかしない。すごく臭うので。

そういう時は、ビンゴだったりする。

これは、よくないと思う。

マーケティングというか、ここ十年以上、こういう作品を結構目にするのですが、こりゃ、やばいですね。こういうのは。切り貼り作品なので。いつか、ではなくもうほんとにやばい時期だと思う。

 

脱線しましたが、とにかく悟飯ビーストはいただけない。

こんな簡単にビーストになれるんなら、今まで何度だって、なれただろう。

って思っちゃう。直近では、フリーザ襲来のときだって、いいじゃないか。

 

浅はかすぎて、だめ。

 

僕的には、悟飯ビースト<ゴッド<ブルー<身勝手

 

というような順序でないと、ほんと違和感しかない。

 

アルティメットの立ち位置的に、ゴッドをしのぎそうですけど、ゴッド…

ですよ。ゴッド。ゴッドになったとき、もう3とかの次元をはるかに超える強さになっていたわけで。それよりも強い、ってなると、神の気って、うん、大したことない、ってことになるわけで、なんかもう、ちゃぶ台をひっくり返された気分になる。

力の大会で、もう十分そんな感じがしたんですが、身勝手が現れたので、なんとかつじつまがあってよかったのですが。でも、それでもゴッドの扱いがひどすぎる。

 

悟飯の場合、とにかく怒って覚醒ばかりで面白くない。

あるいは、立ってるだけで覚醒なんてのもあるぐらいで。

で、なったらなったで圧倒的。

圧倒的になって、イキりまくって、油断してみんなをがっかりさせるパターンが出来上がっている。今回はこれでいいんでしょうが、アルティメットとかの扱いを見る限り、ドラゴンボール超がこのまま進むと、この悟飯ビーストも、扱いが雑になるんでしょうね。今後、あっさりと。

 

身勝手の場合、プロセスがすごくよかった。

ほんと、鳥肌が立つぐらい。

出現したときには、まじでびっくりしたわけで。

ジレンと戦いながら、その練度をあげていくのもしびれた。

 

で、この悟飯ビーストに、それがあるの?と聞かれたら、ナッシング。

怒って、覚醒しておしまい。

いつものパターン。

 

これで、プロセスを踏んできた身勝手より断然強い、とかありえない。

そうなると、またしても身勝手すらものすごくチープな立ち位置になるので、もうやめてほしい。

 

漫画版では、もうそうなっちゃってる。

ブラックフリーザとか、まじでわけがわからない。

 

もうちょっと身勝手を頂点として物語を安定化させてから、いろいろとやってほしい。

 

というわけで、このスーパーヒーローは、悟飯ビーストがあるので、★四つ。

それ以外は、ほんと良かったです。

 

特に、小さいときドラゴンボールの連載が始まって、一緒に育ってきた人なら、なおさら感じるものがあるのではないでしょうか。

 

見て損はしないと思います。

 

では、今回はこの辺で。